香りとのおつきあい
香りつきのティッシュ、香りつきの消しゴム、こすると香りがでる紙…。
人工香料ですが、幼ない頃それらは楽しい気持ちにさせてくれるアイテムでした。(今思うと、カレーの匂いなんてのもあったなぁ…)
少し成長して、中学か高校生の頃に初めてアロマセラピーなるものを知った時は、興味がむくむくと湧いたものです。とはいえ、まだまだ日本では、まして田舎では情報量も乏しく、さらに学生にはハードルの高い趣味だったので、ラベンダーを買ってみたりするのが精いっぱいでした。
本格的にはまりだしたのは、社会人になってから。会社の近く( 勤務地は渋谷でした )にある小さな花屋をかねたアロマのお店がキッカケでした。
そこで出会ったのは、フランス人のネリーグロシャン博士が自然治癒力を高めることを目的として作った、ほとんどが野生種のオイルでした。力強くて本物の香りだと直感しました。
あまりに感動して、彼女が来日した時は講演を聴きに行ったほどです。香りの力を借りて病を克服したお年寄りの話や、医師らしからぬ彼女の持つ世界観などの興味深い話で、質疑応答は盛り上がっていました。
そのあとも、様々な素晴らしい精油のメーカーに出会いそれぞれの良さは体感できました。
最終的にたどり着いたのがアロマ業界の第一人者として知られている、イギリスの巨匠
ヤン・クズミレクさんが手がけた「フレグラント・アース」の精油たちです。
薬草療法士、アロマセラピスト、調香師などの肩書きを持ちながらホリスティック医学や薬草学など沢山の学位を得ているヤンさんが
原料からこだわりぬいて作られた精油は、別格の威厳さえ感じます。
すべての原料が野生種か、完全な有機農法で育てられた原料であることが奇跡的な効果をもたらしてくれます。
植物の持つ可能性は知れば知るほど奥深く、楽しい香りとのおつきあいはまだまだ続きます。
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